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TEICが片手上級者とかを目指し日々続ける諸々を綴るブログ。
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段位認定の抜けられない人向けのコラムです。

ここでは主に六~八段のボス曲(サファリや前作八段のギガデリック等)、
と呼ばれる曲のせいで段位認定が抜けられない人や
それ以外の段位で詰まっている人、ボス曲以外に苦手曲を持ち
そのせいで段位認定が抜けられないと言う人向けの解説をしていきます。



☆なぜ段位認定が抜けられないのか?

弐寺において、実力の目安として用いられる段位認定ですが
抜けられないと言う人にはいくつかのタイプがあります。


①ボス曲が苦手で抜けられない

これは今までの段位認定でラストに配置されている、

六段『Colors<radio edit>』『Distress』等
七段『THE SAFARI』
八段『gigadelic』『Innocent Walls』等

といった癖の強い曲や挑戦段位に比べて難度の高い曲ができず、
他の課題曲が抜けられても合格できない、といったタイプの人です。
中でも特定の曲だけができないため飛び級をした人などを
『~難民』というように表現する場合もあるようです。


②ボス曲以外に苦手な曲がある

ボス曲と呼ばれる曲はほとんど問題なくできるが
その前の課題曲(1~3曲目)に苦手な曲があり、合格できない人。
特に足きりとして配置されている曲で躓く人が多いようです。
例を挙げると以前の七段のAuroraや八段のAAなど。
他には今作七段のVやコンチェといったのもこれに含まれます。


③そもそも段位認定を抜けられる程の地力がついていない

よく見られるパターンとしては、段位に固執しすぎて練習ができていない。
または特定のタイプの曲だけが得意でボス曲まではいけるが抜けられない、
といった実力不足が原因というようなタイプの人です。


ここまでで一番多いと思われるのは恐らく
後は順に,といった感じになるでしょうか。
ここからはそれぞれのタイトル横に関連するタイプの番号をつけるので
その番号を参考に読み進めていってください。


     ──────────────────────


☆それぞれの曲の『できない』を減らす(  )

段位認定の課題曲には様々なタイプの曲があるため
それぞれに苦手な部分、譜面のパターンがあることでしょう。
そういった課題曲の『できない』を探すために
まずはスタンダードやフリーでその曲を通してやってみましょう。
(段位認定ではゲージの推移がわかりにくいのでなるべく通常ゲージで)
プレイ後に表示されるゲージの推移やプレイした時の感触で、
おおよその『できない』場所が分かるかと思います。

では次に、どうしてその部分が『できない』のかを考えてみましょう。
スクラッチが絡んでくるから? 階段が取れていないから?
原因も人それぞれ、色んな物が出てくるかと思います。
ではその『できない』をなくすために今まで練習してこれたでしょうか?
好きな曲をやる。いいことです。
しかし段位を取るには『できない』をなくすために練習しなければいけません。

ただココで一つ。別に好きな曲はやるな、というわけではないです。
好きな曲を練習に使うにはどうすればいいのかを考えればいいんです。

良く挙げられている練習法としてはランダムをつける、ということです。
ランダムをつければ一つの曲でも色んな形の譜面に触れることが出来ます。
その譜面自体のタイプ(『同時押しが多め』等)は変わりませんが
押しづらい配置や認識しづらい配置など、練習できる要素は増えるでしょう。

ただし階段や、特殊な配置の譜面をランダムで練習する事は難しいです。
そういった譜面を練習する場合は正規、もしくはミラーで。
似たタイプの曲はいくつかあるはずなので同じ曲をやりすぎないように注意。
指にその譜面の苦手な部分を覚えこませるのではなく、
苦手な要素に対して指が自然と反応できるように色々な曲をやってみましょう。


重要なのは『できない』を意識する、ということです。
好きな曲をやるときも、練習として色んな曲をやるときも
『できない』を減らそう、と意識しながらプレイを続けていけば
自然と『できない』『できる』に変わり、段位も取得できるはずです。


☆苦手な曲に対する苦手意識を減らす( )

段位認定でできない曲には自然と苦手意識を持ってしまいがちです。
特に、癖の強い曲や特殊な配置の曲が多い段位認定4曲目。
これだけがどうしてもできないんだ、という人が減らないのも
上記の『できない』が強く印象に残り、苦手意識に変わっているからです。
苦手意識があれば指はどうしても動きづらくなってしまいますし
練習では出来ていたことが実際には上手く出来なくなってしまったり。

ではどのようにして苦手意識を減らしていけばいいのでしょうか。

・しばらく放置して、譜面を忘れる

いくら実力が付いてきてもこの曲だけで落とされる、
という人はその曲をしばらく放置してしまうのが一番良いです。
指が悪い意味でその譜面の形を覚えてしまっているため
どんなに地力がついてきたところで指が動いてくれない。
ならどんな譜面だったかを指が忘れてしまうまでやらないこと。
『初見が一番上手く叩けていた』というのもこれに似た話です。
どんな譜面か分からないから指がとっさに動きやすい形で動く。
こういった状態に持っていければ抜けられるようになるかもしれません。

・ランダムをつけて苦手な配置を崩す

あくまで苦手な配置の地帯を『叩けている』感覚を覚えさせる方法です。
どんなリズムで叩かせている譜面なのか。
どんなパターンで構成されている譜面なのか。
ランダムで苦手な配置をある程度崩すことによって
どういった譜面なのかを判断し、『叩けている』という感覚を覚える。
たまに通常の譜面も混ぜてプレイすることで、
通常の譜面のどこが『できない』ポイントになっているかも判断。
ただしランダムとは言えやりすぎは禁物。
たまにやらない期間を設けて、様子を見るのも大切です。

・曲を聴き込み、リズムと曲の展開を覚える

これはサントラやネット上で見つかる動画などで、
苦手だと思っている曲を聴き込み、リズムと曲の展開を覚える方法です。
苦手意識がある人は特に、叩くリズムが崩れていたり、
どんな展開から苦手な部分に入っていくのかを把握していなかったり。
これらがきちんと分かっているかどうかは大きな差になります。
ここからが自分の苦手とする部分だ、と意識を切り替えられるだけでも
十分プレイの内容に違いが出てくるはずです。


苦手意識は段位認定という、完走出来るか出来ないか
という状況において最も邪魔なものになります。
もし何か特定の曲で行き詰っているようなことがあれば
苦手意識を持っているのではないか、と考えるようにしてみてください。


☆ボス曲を分析する()

どうしてもボス曲だけができない、という人にありがちなのが
譜面の分析の甘さや出来ない部分を放置していたりするということ。
上記二つの内容を合わせて考えなければならない人が多い、
という風に言い換えてもいいかもしれません。

2chの段位スレなどでたまに見かける
○○難民だったが曲が変わったおかげで○段抜けられた。
明らかに○段以上のクリア力はあるのに○○難民だからまだ○段。
といった内容が読み取れる書き込みに対して私がいつも思うのは
ではそのボス曲を抜けるための対策はきちんと立てたのか?ということ。
大抵の人はどこが『できない』のかはなんとなく分かっているのに
苦手意識もあってか克服するための練習をしていない場合が多いのです。
勿論そうでない人もいますが、そうでない人のほとんどは
しばらくすると苦手を克服して段位認定を抜けてしまう場合が多いので
こういったタイプに当てはまることはないと思われます。

ではどのように対策を立てていけば良いのでしょうか?
まずは、『できない』部分を洗い出すところから始めます。
次にその苦手な部分の練習曲を探し(似たタイプの曲で若干簡単目が良)
見つけた曲を使いながら目標を決める(苦手部分のBPを減らす、だけでも可)
特殊な譜面で他に練習になるような曲がない場合は
EASYやHARD等オプションで段階分けして目標を決めると分かりやすいです。
どこに目標を置けばいいか分からない、というような人は
ある程度期間を開けつつ段位認定を受けて、
達成率がどれくらい伸びたかや、曲のどこまで進めたかなどを
目標に設定することでも成長を見る目安としては良いのではないでしょうか。
この際に2つ目の苦手意識を減らすことを意識すると良いです。
そして段々と自信がついてきたら段位認定に挑戦してみましょう。

後はこの流れを繰り返すだけです。
分析する→目標を決める(苦手克服等)→目標を達成する→段位を受ける
受けた結果を元にまたできないところを分析して潰していく。
当たり前なサイクルではありますが、これを意識して行うだけでも
プレイに対する姿勢や成長の度合いも変わってくるでしょう。


☆色んな曲に触れてみる()

のタイプに多いのは、好きな曲だけをやっている人です。
好きな曲を楽しんでプレイすることこそが音ゲーではありますが
だからといって毎回同じような曲ばかりやるのは損をしてると言えます。
何故ならbeatmaniaIIDXにはたくさんの曲・譜面が入っているからです。
色んな曲をプレイするだけでも、新たな好みの曲を見つけられますし
様々な譜面に対しての耐性がつくので練習にもなります。
特にレベル7~10辺りの曲を叩いている人ならば
それぞれのレベル別フォルダの曲を順番にクリア埋めしていくだけでも
地力が付き、さらに苦手な部分がはっきりと見えてくるはずです。
後は上に書いたような『できない』『できる』に変えられるよう
新しく見つけた好きな曲を使って練習をしていきましょう。


そうして練習を続けていけば自然と段位を取れるだけの状態になれます。
その頃にはさらに上のレベルの曲が叩けるようになっているでしょうし
また新たな自分の好みの曲・譜面を探せるようになるというものです。


     ──────────────────────


「いつかはあんな曲・譜面が叩けるようになってみたい」
beatmaniaIIDXを始めた理由や段位を上げたい理由には
こういった考えが根底にあるのだろうと私は思います。
段位はそのための目標として掲げたりするものであり
段位が取れたから自分は上手、下手というものではないと思います。
もしも今、段位認定が抜けられず躍起になっている人は
一度落ち着いて自分のやりたかった事を見直してみてはどうでしょう。


長くなりましたが以上で段位認定が抜けられない人向けのコラムは終了。
参考になるかは分かりませんが、一個人の意見として
頭の片隅にでも入れておいて貰えると嬉しいです(・∀・)

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無題
コラム読ませてもらいました。
確かに、苦手なものは避けようとするのが人間ですよね。
自分もVとサファリが駄目で、苦手を分析したら、Vでは交互、サファリでは譜面認識に問題ありと分かりました。
この間七段合格して、改めて意識改革の大事さが実感できましたよ。
AsBest 2008/04/01(Tue)12:22:45 編集
無題
苦手なところが分かってても中々行動できないのが性と言うかなんというか(´・ω・)
そういうときこそ意識を変えて動けるかが
成長できるか出来ないかに繋がってくるんですよね><

何はともあれ七段おめです!(・∀・)今度は八段目指して頑張りましょう!
TEIC URL 2008/04/03(Thu)23:10:07 編集
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最近引退気味な弐寺er。メインはRP。時たまLPやDPを嗜む片手er。DJTにて念願の片手赤段位を入手。RAでついに十段になった。しかし半年練習放置してしまったため十段(笑)になっているので現在リハビリ中。

DJNAME 『5-RON』(RP・DP)
        『5-LON』(LP)

主にプレイする音ゲー
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宮城県人。今は上京して一人暮らし。
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